その商品は一言で言うとどんな商品か?
2021年7月6日
本日は商品ページについての話です。
良い商品ページはゴールがなく、非常に難しいですよね。
その時は良いページでも時間が経つにつれても変化します。
ABテストをするという手もありますがなかなかリソースも時間もかかります。
なかなか定期的に行えないという店舗様の方がはるかに多いのが実情ではないでしょうか。
では商品ページを改善するのにいい策は?
以前にも書いた事があると思うのですが複数の第3者に見てもらうのがいいと思います。
EC事業に従事している方の意見だとお店よりでページを見てしまう事がある為あまりお勧めしません。
私も見せていただく時は出来るだけ俯瞰で見るように神経を使います。
第3者に率直に教えてもらうが本当のユーザーの印象に一番近いと思います。
この時に重要なことは感想をもらう前に質問を
「この商品は一言でどんな商品ですか?」
その時に出てくるワードがお店が伝えたいセールスポイントになっているかが重要です。
質が良さそう。値段が安い。おしゃれ。
色んな印象があると思います。
見られた方の反応の多くが一致していればそのイメージは伝わっていると確認ができますしバラバラであればどの要素が足りないかの確認になります。
あるあるなのがいろいろ言いたくなって情報詰め込みすぎてよく分からない。
要点が絞られてない会議や会話で感じた事があると思います。
結局何が言いたいのかわからないから印象にも残らない。もちろん転換もしない。
そうならないようにお店からこの商品の一番のセールスポイントはこれです。
なるほどそういう商品なんだな。
そしてこの他にはこのようなセールスポイントもあるんです。
おおそんな良いところもあるのか。
このように作るわけではないですがそれが自然と伝わる形にしていきましょう。
もちろんいろいろ良い所があるから言いたくなる。伝えたくなるはわかります。
そしてその要素はページにあってももちろんいいです。
ただ先ほどの見た人がその商品を一言で言い表せられるかどうかは非常に大きなポイントです。
ぜひ参考にして今の商品ページの改善に役立てばと思います。
中小企業だからこそがきっとある。
情報、モノ、サービスが溢れ、その流れも速く中小企業の中にはまだまだ充分に世の中に伝わっていない、良いサービスや製品が数多くあると思います。
なかなか伝えるという所にリソースを割くことが出来ないという事も多い。
大きな企業にも決して引けを取らない思いや製品の良さ、をエンドユーザーに伝える。
その助けになることが私達のミッションです。
ご相談はどうぞお気軽に。
「本物」のECコンサルタント
(株)大岡健
http://www.ookatakeshi.com/