施策

EC運営の集中と選択

2024年1月29日

どんな仕事でも同じではありますが日々いろんな業務がある中で優先順位を立てて進めていく。時間やリソースは限られていますのでその選択を間違えると貴重な時間が無駄になってしまいますのでそうならないようにすることは非常に重要ですよね。

出てきたアイデア、やれた方がベターな事は沢山あります。
その案が多いことはそれだけ可能性があるということですので良い事です。その案の中から何を選択していくか?集中的に取り組んでいくか。

何を第一の基準にするのかをはっきりさせる。
そうすると判断もスムーズですし社内や部署のメンバーとも共有がスムーズにいくかと思います。

3つの案の中で売上に一番近い案はどれか?
売上を第一の基準にするのもいいですし
案の中で成功すると将来性(長く続く)があるものはどれか?
商品、事業の将来性を基準にするのももちろんありです。その時その時のお店、企業のステージ、状況によって第一の基準は変わると思います。

なんとなく進めていくのは非常に危険です。上手くいっても再現性がないので別の事を進めた時に積み上げになりません。どういう基準を取るにしてもこのプロセスで進めることで再現性が高まっていきます。

まず基準(目的)をはっきりさせる。何のためにやるのか。
そしてもうひとつ。仮説を立てておいて検証することです。

例ですが
新商品を販売する際に社内の中で1000人集客の施策をして転換率はこのくらい?と仮説を立てておく。

もちろん新しいチャレンジですので仮説とずれても大丈夫です。あまりずれないのが良い事のような気がしますが新しいチャレンジが毎回ずれない方が不自然です。どれだけ精度高いんだよ!と安全すぎる考え方になっていないか?の検証が必要かもしれません。

この仮説を立てておくことの目的は集中して進める価値があるかどうか?の判断のためです。
仮説を上回る結果であればさらに集中してスピードや質を高める、時間をかけてもいいんじゃないかという検討、下回る結果であれば今進めていることを修正するのか?別の案に切り替えるのかの検討。

基準をはっきりさせて最善と思える選択をして、そこに集中していいかを検証する。ぜひこのプロセスを検討してみてください。

「本物」のECコンサルタント
(株)大岡健
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