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訴求の主語を変えて付加価値を創る

2024年2月20日

モノが溢れ競合との差別化が難しい。
どうすればいいか?そういうご相談も多いので非常に課題を感じていらっしゃる部分かと思います。確かにEC内、楽天市場やAmazon内で商品を検索するといろんなお店からこれでもかと商品が販売されていますよね。本日は訴求、価値の話です。少しでもヒントになれば嬉しいです。。

品質での差別化、価格競争、商品の写真、キャッチコピー。
期間限定のクーポンやポイント。
上記で挙げたことは一通り考えられて実行しているかと思います。

訴求の角度を変えた提案で魅力=価値を感じてもらえないかを考えましょう。食品を例にします。最近ホタテを食べたのでホタテで。

先に挙げた項目ですと美味しそうなホタテの写真や大きさや量が多いなど競合との比較訴求、今買ってもらうホタテが期間限定クーポンだったり今だけポイント10倍という刺激。こんなところが挙げられるかと思います。

ホタテを販売したいのでホタテが主語ですが角度を変えます。購入者が料理をする主婦の方という定義をして主婦を主語にしてみましょう。主婦の方の声を聞けると成功への角度が上がるので出来るなら実施していいかと思いますが想像して仮説を立てて進めてテスト、検証でもいいかと思います。

・主婦の方は毎日考えて料理しないといけない
・主婦の方は忙しいから簡単に出来ないか

これを解決できるのがホタテですという訴求が出来ないか?今までの訴求に加えてレパートリーや実際に料理にかかる時間をページ内に載せてみよう。そうするとキャッチコピーや内容も変わるのではないか?

主婦がレシピを考えなくていい
主婦が時短で美味しい1品
主婦の献立レパートリーが増えて家族も喜ぶ
などなど

ホタテを購入するんですが主婦の悩みを解決する価値を感じてもらえて転換することが出来るとお客様は食材を買ったではなく自身の悩みだったり忙しい時間を助けてくれるお店だとまた別の食材を見に来ていただけるかもしれません。ここまで実現出来れば上手くいきすぎですが商品だけの価値とは別の価値を感じてもらえるとそれは差別化になりますよね。

販売したい商品訴求の角度を変えてみる。ぜひ取扱いのある商材でアイデア出しをしてみましょう。新しい訴求、価値の提案が見つかるかもしれません。

「本物」のECコンサルタント
(株)大岡健
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