分析施策
他社のEC成功例が自社にはまるのか?
2024年7月16日
現状維持は衰退を意味する。
いろんなところで目にしたり聞いたりする言葉だと思います。
ECであろうが実店舗であろうがどんなビジネスでも日々新しくいろんな事にチャレンジしていかなければいけないのは誰でも考えている事かと思います。
たまにお客様と話をしていて、
「競合の○○は販促比率がこれくらいでうちよりも低い」
そんな感じで他社の話をお聞きすることがあります。
もちろん参考にしたり比較することはいいのですが鵜呑みにしないことが大切です。自社とその競合が多くの面でそっくりなのであれば成り立つ可能性もありますがそうではないことがほとんどです。
例えばその他社は実店舗があったり、その話には入っていない販促の費用があったり。細かく精査しなければ比較ができません。
もちろん自社が取り組んでなくて他社がうまく取り組んでいることを見つけて対応していくことは大切です。しかしながらそれよりも大切なことはその取り組みをすることでお客様が魅力を感じてくれて購買に結びつく可能性が高められるのかであって競合と同じことをすることがゴールではないはずです。
新しい取り組みはもちろんですが今リソースを割いて行っている施策も見直してみましょう。
これはお客様に向けた取り組みになっているか?他社がやっているからやっているになっていないか。
その視点を持った上で他社の成功例を見てみると冷静に分析ができるかと思います。
「本物」のECコンサルタント
(株)大岡健
http://www.ookatakeshi.com/