ECでのユーザー行動設計
2024年10月28日
SNSを見てECサイトに辿り着いた。
リアルショップからECサイトに辿り着いた。
モールの検索からECサイトに辿り着いた。
グーグルからECサイトに辿り着いた。
以前お気に入り登録をして再度見に来た。
上記で挙げただけでなくもっとあるのでこれくらいで止めておきます。いろんな入口があってそしてそれは複雑に絡み合っています。
とある広告の効果が悪いと切ったら売上が下がったみたいなケースは往々にあります。最終のコンバージョンはそこから生まれていなかったが入口での貢献度が高かった。把握ができていなかったため売上が低下した。
お客様の行動を完全にコントロールすることは出来ません。多くの入口があっていろんな行動をされてコンバージョンに至ったり離脱します。
その中で出来ることは何でしょう?先程も書きましたが完全にはコントロールが出来ません。
その前提を理解した上でお店サイドからの理想の行動をイメージ、設計することです。設計が出来ると何をするかが明確になっていきます。
お客様との関係を長期に渡って作る必要がないということでしたら少し言葉は乱暴ではありますがとにかくユーザーが反応するであろうセールや買う理由を作ったアプローチを数多く繰り出すほうが良いこともあります。
新規を取り続けることは非常に大変ですがそこはお店の考え方によると思います。
とはいえ分かるけれども設計が難しいし推測になるから不安というご相談もあります。
もしもある程度ショップを永く運営されていたら優良なリピーターさんを参考にするといいかと思います。声が聞けたら最高です。
どのように知ったのか?ショップの何を見てるのか?
考えてみてください。
もしもそこを知ることが出来れば注力する部分が明確になると思いませんか?
大事だと思ってリソースをかけていたけど意外と優良なリピーターになる方はそこを見ていなかったという少しショックなこともあるかもしれませんがそこで気づくことが出来ればショップの運営をよりいい方向に変えるきっかけに
なるかと思います。
ぜひ年末商戦に入る前に考えてみましょう。
「本物」のECコンサルタント
(株)大岡健
http://www.ookatakeshi.com/